昔は「待(まち)に待った接待」みたいな言葉があったかもしれませんが、
今となっては自腹で接待なんて、まさに「言語道断」の時代です。
企業のルールも厳しくなり、自腹接待はほぼタブー。とはいえ、
多くの会社では上司の許可をきちんと取れば、問題ない場合もあります。
だからこそ、事前にしっかり相談しておくことが鉄則です。
もし取引先の方と食事の予定があるなら、それが確定していなくても事前に
上司や関係者に伝えておくべきでしょう。何事も「隠しごとなし」が仕事の
基本です。
あなたの「行きつけのお店」は何軒ありますか?
さて、本題です。あなたは営業ツールとして機能する「行きつけのお店」
をいくつ持っていますか?ここでいう「行きつけのお店」とは、決して
豪華なVIP対応必須のレストランだけを指すわけではありません。むしろ、
席の広さ、落ち着いた雰囲気、店員さんのサービスの良さ、そして
美味しくてコスパの良いメニューがある店です。これが営業の場面で
大きな力になります。
なぜ行きつけ店が営業に役立つのか?
営業における食事は、単なる腹ごしらえ以上の意味があります。大事な
取引先との食事は、商談や信頼関係構築の絶好の機会です。取引先が
案内してくれる場合は、その方針に従うのがベストです。でも、取引先が
自社を訪問したり、相手が知らない場所での食事の場合、あなたの出番です。
ここで「いつも通っている店」の威力が発揮されます。予想外の食事会、
それも急な場合に「どこが良い?」と聞かれて焦った経験はありませんか?
そんな時にこそ、普段から行き慣れている店があると無敵です。
ユーモラスな事例:予約無しで「満席」事件
ある営業マンが、取引先を急にランチに誘い、知らない店に飛び込みました。
結果は…満席で、他の店を探し回る羽目に。取引先からの「予約なしで
どうしてここに?」という冷たい視線に凍りついたとか。結局、慌てて
カフェに入り申し訳なく謝ったそうです。
でも、もし彼に「行きつけの店」があれば、席の確保は当然のこと、
店のスタッフも「いつものお客様ですね。特別に何とかしますよ」と
心強い対応をしてくれていたでしょう。
普段から通うことで築く「安心感」と「信頼」
なお、行きつけの店は決して毎晩通う必要はありません。たとえば
ランチタイムに何度か通って顔を覚えてもらうだけで十分です。
そこで「この人はいつも来るな」と思われれば、次第に特別扱いも
期待できます。「できる営業マンは良い店を知っている」と言われるのは、
この理由からです。あなたが食事会を企画する時に、最初から「ここ」
という選択肢があると、取引先も安心しますし、会話も弾みやすくなります。
行きつけの店探しはネット情報だけで終わらせない
最近はネットで良い店を探すのも簡単です。しかし、「写真が綺麗」と
「実際に行ってみて満足する」は全くの別物。営業に使うなら必ず
自分の足で店に行き、店の雰囲気やスタッフの対応、メニューの味や
価格帯まで自分の目と口で確かめてください。
たとえば、素敵なインテリアでもスタッフが忙しなく不親切だったら、
取引先は居心地悪く感じるかもしれません。逆に小ぢんまりとして
いても、温かい接客と美味しい料理なら、心に残る食事会になるでしょう。
まとめ:営業活動の「切り札」としての行きつけ店
営業は数字が大事ですが、その数字を支えるのは「人との信頼」です。
現代の営業で重要なのは「あなた自身の人間力」。そして、
その人間力を最大限に引き出すのが「行きつけの店」です。
・上司の了解は必ず取る
・食事の可能性があれば事前に伝える
・取引先が訪問する時に備えて行きつけ店を決めておく
・普段からその店に顔を出し、信頼関係を築く
・ネット情報に頼らず自分で現場を確かめる
こうした地道な準備こそが、営業活動における「秘密兵器」を作り出します。
次にあなたが知らない土地で取引先と会食する時、あるいは急な飲み会の
誘いがあった時、あなたの行きつけ店は堂々とあなたの分身として
動いてくれるでしょう。
営業の成功は、数字だけでなく、人と人とのつながりから生まれます。
美味しくて気軽に行ける行きつけの店こそ、営業の大切な武器にしてください。
そして、そういった店を作ることも営業活動の一つだということを理解して
ください。。。
(かわいいイラストは「いらすとや」さんからお借りしました。)
かわいいフリー素材集いらすとやよりイラストをお借りしております


コメント