営業が仕事を軌道に乗せていくために人間関係を創る必要があります。そんなの当たり
前と思う人も多いと思いますが『人間関係を創る』この『創る』の深さが違うのです。
また『作る』ではな『創る』と言う漢字を使っている意味合いを考えてほしいのです。
少し昭和の古くさい話と思うかも知れませんが、自分が事を成し遂げようとする時に
絶対的に必要な人が社内外にいませんか?私の経験ですと私が担当した取引先にずっと
長く担当している代理店の営業員、無理を聞いてもらえる物流会社の社員、情報共有
できる競合他社の営業員、緊急時に無理を聞いてもらえて事務作業を進める女子事務員、
データの提供を依頼できるマーケティン社員社員。ビジネスシーンでの人間関係を創る
第一歩は自分の仕事に関係する人達に対して普段から良好な関係を創っておくことだと
思います。あくまでも第一歩の話であり、逆に普段からの良好な関係を築けずに困った
時だけ頼ってくる人は相手にされないと思います。気付いている方は大丈夫なのですが、
多くの営業員は販売すること、トラブルを解消することに集中しすぎて、感謝の言葉
を発しますが心が伴っていないことが多く、もしあなたが感謝の気持ちを忘れていると、
それは相手に伝わってしまい反作用として恨みに変わってしまうのです。
どうすれば良いか?お礼の電話やメールをすぐに行うのは常識、それ以上の感謝をどう
表現するか、菓子折をもって挨拶回りにいくとかではなく、ずっと感謝の気持ちを持ち
続けることが大事で、そういう気持ちを持ち続けてさえいれば、また、あなたが困難に
あった時も助けてもらえます。いつか逆の立場になった時に、しっかりと恩を返せる
と思います。まずは、第一歩として普段から自分の仕事に関係する人達との関係を創る
ことに努める事が大事です。
次に、営業員が人間関係で大事にしないといけないのは一度仕事した人達との関係です。
『元上司』『元取引先の窓口』『前の担当先』などですが、人間関係とはネットワーク
であり、せっかく築いた人間関係をみすみす捨て去る必要はなく、多くのケースで関係
することが出てきます。また、あなたがいない場所でもあなたのことを応援してくれる
可能性が高い人達です。たまにはコミュニケーションを取って、関係を維持し続ける
ことをお勧めします。人間関係とはカタチとして目に見えないものですが、あなたを
応援・サポート為てくれる人は一人でも多い方がいいのです。そう言う考え方で人と
接することができれば、あなたが動かなくてもあなたの周りには多くの人があなたに
興味を持って集まり人間関係の輪が大きくなっていくのです。職場の悩みの筆頭は人間
関係が最も多いと思いますが、まずはあなたから感謝の気持ちを軸に接し方を変えて
見ることが大事です。

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