3つ目ですが、私が一番大切にしている事です。
情報が収集できる現場に行ってるか?ということです。
少し話は逸れますが、関連するので触れておきます。
3現主義という考え方です。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが説明させていただきます。
3現主義とは、現場・現物・現実の重要性についての考え方で、問題が起こっている現場に行き、現物に触れてみて、現実を分析して考えるということです。
現場で何が起こっているかを理解するために、現場で働く人たちと繋がっておくことはとても重要で、前回や前々回で述べたことの信憑性を裏付けていくことにもなります。
そして、現場から情報を上げて頂く事も重要です。
メールやリモートが進む世の中でアナログ的な発想は古いかもしれないですが、やはり現場からの情報は臨場感もあり全体を把握すべき営業にとっては大事な事だと思います。
現場意識は私の営業の基礎だと思い、部下にも
『現場で考えて、現場で答えを出す』
という教えを説いてきました。
現場での情報で大事なのはデータの背景や関連性、周囲の変化はもちろんのこと、現場で働くパートさん、自分の商品を買ってくれる生活者の顔や身なり、全てが情報です。
一番のお薦めですが、現場の事を知らないのは本部で働くバイヤーや購買責任者。
現場の情報を知らせることで、感謝されることが多かった経験がありますが、場合によっては、本部に言いつけやがって!!といったクレームもありました。
抽象的なアドバイスになりますが、情報は上手く使わなければ立ち直れない問題にもなります。
情報を伝えた場合に送り手と受け手のことをよく考えてください。
次回も引き続き、情報の使い方について話していきたいと思います。
最初から読みたい方はこちら営業としてだい大事なこと(情報①)からどうぞ
かわいいフリー素材集いらすとやよりイラストをお借りしております