取引先を訪問したときにあなたの交渉窓口になる人だけと話していませんか?
部下と取引先と訪問した時に、できる部下とできない部下との違いが一発で
見分けることができます。その行動は、できる部下はその訪問した取引先の
全ての人達にしっかりと挨拶しており、逆によく話しかけられてもいました。
どこの部署かと聞くと、システムとか総務とか全く競合しない分野のバイヤー
とか、昔、何かでお世話になったとかでした。できる部下というのは傾向的に
見ても、自分が交渉する窓口以外の人達をよく知っているとことです。
知り合いが多いと何か得なことがあるの?と思う人も多いと思いますが、
即効的に直接的な効果はないかも知れません。情報量とかインフォーマルな
ことをたまに教えてもらうことがあるとかいうレベルかも知れません。ただ、逆は
駄目ですね。できない部下には典型的な特徴があります。
あなたの普段からの人間力の欠如が即効的、直接的に悪い効果をもたらします。
例えば、その取引先の人達の中であなたのことが話題になり
あなたのことを『挨拶もしない営業』『人を見て態度を変える営業』『横柄な態度』
などの評価を受けてしまいます。壁に耳あり障子に目あり、、、ではないですが
あなたのいないところであなたの悪いところを知らないあなたの担当窓口があなたの
悪い一面を知ってしまうことになります。別にコメツキバッタのように頭を下げ続けな
さいということではなく、その取引先に訪問した際によく見かける人がどういった
部署の方かを把握して、軽く挨拶をすることから始めた方がいいと思うのです。
いつも挨拶をしてくれる感じのいい人とあなたの窓口に話してくれるかも知れませんし
もしかしたら次にあなたと仕事をすることになるかも知れません。
私の経験からも、取引先の窓口でいつも待っていると、いつも簡単に挨拶をする方が
おられました。その後、世間話をするようになり、その方と話している姿を担当窓口
の方が見られて、3人で話に花が咲くことがありました。その中で、その方は私のことを
褒めてくれて担当窓口の好感度を上げることになりました。また、その方はその後に
私の担当窓口の上司になりました。打算的に動いたのではなく、営業員として訪問した
取引先の会社の方々にしっかりと普通に挨拶をしてきただけなのですが、なかなか
それを実行できる営業員が少ないのも実態です。また、受付がある取引先を訪問した
時に受付の女性にも丁寧に接しているか?また物流部門のドライバーにも挨拶ができて
いるか?テレビCMや販促写真の制作現場を訪問したときに現場のスタッフに丁寧に
対応できているか?昨今の芸能人の問題にもありましたが、現場の人への対応が怒りや
恨みを買い、悪評が上がり、天罰を下されるところまで続きます。
大事なことは、商品やサービスをうる営業員の力とは前提として自身の人間力がベースト
なり、会社の看板や表層的な取り繕いはすぐに剥がされるのです。見えない味方とは、
あなたの日常の態度や振る舞いを陰でしっかりと良く評価してくれた人達です。
打算的なあなたの行動がばれていないと思っているのはあなただけかも知れません。。。
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