商談中にメモを取らない

メモをとる 営業の話

賛否ありますが、私は部下に対して商談中にメモを取らないように指導していました。

色々、意味はあるのですが、、、

1番目は商談相手が警戒して話すことを制限してしまうからです。

あの時にあんなこと言いましたよね! みたいな事をメモを見ながら取引先に言うことは無いかもしれませんが、インフォーマルな情報をメモされるのは話し手の取引先に不安を植え付け、取引先の口が重くなります。

2番目は相手の目を見て話を聞きなさい。

そこには話し手の真意を目を見て理解することです。

何故、今、その話をしているのか? 我々へのアプローチなのか?を相手の顔の筋肉の変化から真意を見極めろということです。

3番目は取引先と商談をしなさい。

取引先の話し手はあなたに授業をしている訳ではなく、あなたの意見や見解、その話に関する情報をあなたが持っていないかを求めているはずです。

また、1時間ぐらいの話なら頭に叩き込めるはずです。

ただ、細かい数字や会社や人の名前は、相手に確認してメモを取ればいいと思います。

そこはこれ見よがしにメモを取ればいいのです。

そして、それ以外の話は忘れないうちに相手がいないところで備忘メモをスマホに入れとけばいいと思います。

速記者の如く一語一句メモを取っている営業は、商談相手の表情や話し方に滲み出ているヒントを見落としていると思います。

スマートにメモを取る営業は、相手からも好印象に見えるはずです。

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