商談上手は聞き上手
商談開始とともに堰を切ったように話し始める営業をたくさん見てきました。
商談の目的は何ですか? 話がその目的から逸れていっているのに、話は止まりません。
取引先は何が言いたいのか理解できません。一日に複数社と商談しないといけない。
バイヤーの印象は、さっきの営業は良く喋るなー!としか残っていないかもしれません。
商談上手は聞き上手で、取引先の言葉に商品を売り込むヒントがある訳です。
あなたがいくら滑らかに話をまくし立てても、相手がどう思っているか確認しながら話さないと独りよがりの演説になります。
どう思いますか?
不明点はありますか?
これは先日、バイヤーのお話を参考にしています。など、100通り以上の確認方法で自分が話していることが、相手にとって必要なのかどうかが分からないまま突き進むことになります。
また、相手の表情を見て、興味の度合いを確認できるはずですが、1番分かりやすいのは相手の話を聞くことです。
自分の提案と違う考え方を相手が持っていたなら、強引に説得することなく軌道修正が必要な場合もあります。
優秀な営業とは相手が話している内容に沿って、双方の会話を繋げていき、形が変わっても良い方向に持っていく商談能力を有していると人だと思います。
相手が話し好きで、相手の話を永遠に聞いてるだけでは、ただのヒアリングになってしまいますから、その対策となるデータや話題をしたためて、商談全体をディレクションする事が大事です。
かわいいフリー素材集いらすとやよりイラストをお借りしております
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