優秀な営業マンとは、、、(後編)

引き続き優位集な営業マンのお話です。優秀な営業マンになるためには、優秀な方々から

また、反面教師的な人達から優秀になるパーツを真似て自分なりにアレンジして身に付けて

いくことをアドバイスしました。全てを身につけることはできないと思いますが、簡単に

できることが一つあります。それはやってはいけないこと、やらなくていいことをやらない

ことです。余計な一言、余計な所作、余計な気遣い。余計なことをする人が圧倒的に多く、

あの時あれをしなければと言うシーンを幾度となく見てきました。みなさんも分かると

思います。何の統計も取っていませんが、失敗する時の50%は自爆ではないでしょうか?

かといって敵失を待つばかりの営業はよくないですが、あなたは自爆しないことであなたの

優秀ポイントは下がらないはずです。話を戻して、優秀な営業マンは誰とでも話せます。

大事なことは闇雲に誰とでも話すのではなく、来たるべき必要な時期に合わせて、今は

直接的に関係のない人でも関係構築しておく人が優秀な営業マンです。取引先の中で誰が

自分に関係する事になるかは分からないのです。そのためには、浅く広く話せる相手に

しておくことができるのが優秀な営業マンです。競合他社の担当者とも連絡先の交換

ぐらいはしておきたいものです。それは談合的なものでなく、同じ取引先を担当する上で

何か相談した方が良いことが起こるかも知れないからです。

優秀な営業マンは調整力に長けています。取引先の要望、あなたの会社の方針、代理店の

事情、何か一つを成すためには、複数の調整が必要です。この調整で競合他社も関係するの

であればフェアな立場とういうよりも、自社が少し損するくらいがちょうどいいと思います。

調整とは八方よしにすること。そのためには各関係者の事情を理解して動くこと、情報を

オンタイムで共有すること、最終決定前に周知すること、各関係者に役割を与えること、

頻繁にリモートでも面前でも関係者を全員集めて意思決定すること。そういうことが

調整だと思います。また、優秀な営業マンは先々を見ています。春と秋に新商品が発売

される場合が多いですが、競合他社に春に負けたら、すぐに取り返そうとヒステリックに

動くのではなく、次の秋にしっかりと取り返すことに動きます。また、あなたが春の提案で

成功したなら秋はもっと拡大するように動きます。そして、1年後2年後3年後のイメージを

形成することができる人が優秀です。優秀な営業マンは社内営業が得意です。そのためには

あなたがこれから大変になることを想定して、マーケティングや工場や物流などのスタッフに

対して相談をしておくことです。普段から話もしない営業マンから相談を受けても強面の

また面倒くさがりのスタッフの面々は協力してくれません。普段からのコミュニケーションが

あなたの窮地を救うことができるのです。いろいろ優秀な営業マンについて記載しました。

私の考えですが優秀な営業マンに共通していた外見は、『優秀な営業マンは笑顔がいい』

ことです。笑顔に自信がない人も多くいると思います。笑顔の訓練が腹筋や背筋の

トレーニングみたいにできればいいのですがそうはいきません。ただ、確実に言えることは

笑顔がいい人は普段から笑っている人です。がんばって素敵な笑顔を手に入れてください。

愛想笑いや不快な笑い方で逆効果にならないように、気が許せる人に聞いてみて見てください。

私の笑顔は余計な所作になっていないかと。。。

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